ドコモの通信料値下げで、仕事を失う人・・・

【 ドコモの通信料値下げで、仕事を失う人・・・ 】

NTTドコモが通信料の値下げを発表しました。

これまでより
2割~4割の大幅値下げプランを
2019年春に発表するとのことです。

ドコモが値下げするとなれば
auもソフトバンクも値下げを
行っていくでしょう。

私のような携帯電話のユーザーにとっては
とてもありがたいことです。

しかし、携帯電話業界で働く人にとっては
ショッキングな出来事でしょう。

2割~4割も値下げになれば
売上が激減するということです。

結果的に
携帯電話業界で働く人の給料も
大幅に減る可能性があるでしょう。

携帯電話業界の従事者は
大手3キャリアだけで約19,000人です。

販売店や代理店などで
業界に従事する人を含めると
15万人~20万人にはなるでしょうか・・・

通信料の値下げによって、想定される影響は
・従業員のリストラ
・年収の減少
・販売店への報酬の削減
といったところでしょう。

いずれにしても、働く人にとっては
生活を脅かす出来事になりそうですね。

この通信料の大幅値下げのように
とつぜん業界が変化する、ということは
どの業種にも言えることです。

イオンなどの大型ショッピングモールや
コンビニが増えたことで
地元スーパーや八百屋さんは
どんどん廃業を迫られました。

ホーマックなどのホームセンターの出現で
地域の金物店はほぼ見かけなくなりました。

『明日は我が身』という言葉があります。

主に、悪い意味として使われますが
とつぜん業界は変化する
という心構えが必要ですね。

私はFPという仕事柄
「投資は絶対にやるべきでしょうか?」
という質問をよくされます。

しかし、私は、投資は絶対に必要とは
思っておりません。

自分を生活環境が
大きく変わっても生活は守れる
という人には、投資は不要でしょう。

むしろ、リスクを負うことは
出来るだけ避けるべきです。

ただ、今回のような業界の変化によって
給料が下がると生活が困窮する
住宅ローンが払えなくなる
という方には、『投資』も生活を守る手段として
選択肢に入れるのは、とても有益だと思います。

明日は我が身、ではなく
『備えあれば憂いなし』という
生き方をしていきたいですね。

投資の考え方について
ぜひ、参考にしてみてください。

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