投資は値動きに対して「予想」ではなく
「対処」することで勝つことができます。
アメリカの景気が良いので
株価が上がると思います・・・
〇〇年〇〇月の高値に
近づいているので
そろそろ下落をするかもしれませんね・・・
投資に関するニュースや
投資家に話を聞いていると
そのような言葉を聞くときがあります。
そういう話を聞くたびに
投資は「予想」して勝つものと
思っている人が多い
ということにあらためて気付かされます。
セミナーで
「投資に勝つためには
どうすれば良いと思いますか?」
という質問を私から参加者へします。
投資対象の会社業績を調べて
良ければその会社の株を買う・・・
毎日、新聞やニュースを見て
経済の動向を見極める・・・
過去のチャートの値動きを調べて
値上がりのタイミングを図る・・・
以上のような回答が返ってきますが
いずれも「予想」することに
着目された回答です・・・
「予想」をすることは、大切な要素です。
そして、「予想」する力を養えば
勝つことが出来る・・・
という風潮があるのも事実です。
しかし、投資をやっていくと
「予想」だけでは勝てない
という現実に直面するでしょう
当然なことですが
株、為替、不動産価格などの
値動きを「予想」して
全て当てることは出来ません。
予想は立てますが
上がろうが下がろうが
適切に「対処」すること。
これが勝つために重要です。
値上がりすると予想して投資をしたら
逆に下がってしまった・・・
しかし、下がった時は
損を小さく抑えるために損切りをします。
これが適切な「対処」です。
損切りが出来ず
どんどん損を大きくさせてしまう・・・
これは「対処」しない行為です。
逆に
どんどん値上がりしていった場合は
まずは、一定の利益を確定させます。
そのうえで
さらに利益を伸ばしていきます。
これも適切な「対処」です。
利益が出たからと言って
すぐに全て利益確定させてしまうと
利益を大きく出来ません。
投資は、損は小さく利益は大きく
損小利大(そんしょうりだい)に
なるよう「対処」をしていけば
勝つことが出来ます。
「それが出来たら苦労しないよ・・・」
と思われるかもしれませんが
誰にでも出来ます。
自動車の運転と同じように
誰でも出来るのが投資です。
ただ、投資は
まだまだ一般大衆化されていません。
しかし、それでは
少子高齢化によって
経済がもっと衰退していったとき
お金に困る人がさらに増えてしまいます。
そうならないためにも
投資を一般大衆化させたいです。
フォード・モーターの創設者
ヘンリー・フォードが
自動車を誰でも乗れるものとして
大衆化させたように
投資を一般大衆化させること・・・
笑われるかもしれませんが
「誰もやらないことを真剣にやります」
安全で、誰でも出来る投資の普及に
今年も尽力して参ります。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
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