【 経営者が投資をする理由・・・ 】
自動車修理業の経営者Aさんから
「経営者こそ投資をするべき」
という話を聞きました。
今後、自動車の自動運転が実現すると
修理は激減する。
そうなると
修理業の収益も大幅に激減する
ということを危惧されていました。
自動運転が、完全自動化になる
時期はいつからか・・・
大手自動車メーカー各社は
2025年頃の実現を想定しているようです。
ということは
あと7年後ということでしょう。
技術の進歩は、本当に早いと感じますね。
修理業の収益が激減すると
今までのビジネスモデルでは
経営が厳しくなる。
しかし
新しいビジネスモデルに移行することは
試行錯誤が必要・・・
移行していく時に
会社に体力(資金)がなければ
苦境に立たされるのは明らかと
Aさんは言っていました。
ただ、そのような時代の変化は世の常で
経営者は様々なことを
想定しなければならない。
苦境に立たされても、乗り越えられるように
本業に一生懸命に取り組む。
そして、もう一つの備えとして
「投資」をしていかなければならない。
「まさかは、考えない者の逃げ口上」
とも、経営者Aさんは言っていました。
経営者が投資をする理由に関して
FPという立場の私も、同じ思いでしたが
本当にその通りだなぁと
あらためて実感させられました。
技術の進歩、法律の改正、市況の変化など
ビジネスモデルの変化が求められるのは
自動車修理業に限ったことではありません。
洋服店、書店、雑貨店
文具店、印刷業界などは
アマゾンやアスクルなどの
ネット通販によって
熾烈な価格競争と納品の迅速さが
要求されるようになりました。
建築業、リフォーム業などは
建築資材や原油価格の高騰を
工事価格に転嫁しきれず
利益率がどんどん減っています。
また、業種に限らず
コンプライアンス、個人情報の保護
パワハラなどの対策のため
企業は多額の対策費用を
支出しなければならなくなりました。
それに加え、2019年10月に
消費税10%という厳しい税制の
改正がされるのは濃厚。
増税分を価格に転嫁できない企業は
純利益が吹き飛ぶことでしょう。
会社の金は、会社の金。
社長の金「も」会社の金。
Aさんの話は、経営者の方なら
決して無視できない話ですよね。
会社を守るため、社員を守るために
Aさんのお話を
ぜひ参考にしてみてください。
(編集後記)
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