【 ケフィア騒動から学ぶものとは・・・ 】
ニュースでケフィアのことが取り沙汰されていますので、少し調べてみました。
率直に感じたのが、なぜ、こんなに「儲からない投資にリスクを冒す」ことをしたのか、ということです。
仕組みを簡単に説明しますと、1口50,000円をケフィアに投資すると、半年後に10%利益を上乗せして、55,000円にして返金されるというもの。
つまり、50,000円を失うリスクを冒して、5,000円を狙うということですね。
リスク(損失)とリワード(利益)は
1 : 0.1 という、ひどい比率です。
こんな投資は、勝率が90%あってもやりたくありません。
私なら、50,000円を失うリスクを冒すなら、利益で100,000円(2倍)は狙いたいところです。
リスク(損失)とリワード(利益)は
1 : 2 という比率です。
この場合、勝率が50%でもやりたくなります。
これなら投資元金が100万円あれば、「投資して回収する」というサイクルを守れば破産確率はゼロです。
破産するどころか、投資を繰り返すほどお金は増える一方でしょう。
ニュースでは、510万円も投資したという高齢者がインタビューをされていました。
ケフィアに裏切られた、みたいなことを言っていましたが、投資に「裏切られる」という概念はありません。
気持ちは分かりますが、そもそも老後の生活のために貯めたお金を、投資に充ててはいけません。
そして、繰り返しになりますが「儲からない投資にリスクは冒す」ことはしてはなりません。
タバコではありませんが、文字通り百害あって一利なしです。
投資をするときは、どれだけリスク(損失)を覚悟して、リワード(利益)を狙うのか、勝率はどれだけ見込むのか、しっかりと考えましょう。
資産形成に役立つ情報をご希望の方は
「LINE@」にご登録をお願い致します
【資産形成FP 佐藤文昭】LINE@
↓↓
https://line.me/R/ti/p/%40vrf2239i
LINE@IDから検索はこちら
↓↓
@vrf2239i