以前、ジャパンライフ商法が
ニュースで話題になりました。
健康器具を買ってレンタルビジネスに乗れば
年間６％のリターンがあるというもの。
100万円分の健康器具を買った場合
年間６万円の収入がはいる。
この話に多くの高齢者が
勧誘されたようでした。
結局は、ジャパンライフが倒産して
リターンは無くなり
健康器具を買ったお金も戻らない
という結末に・・・
被害者と名乗る人たちが
インタビューに対して
悔しそうにダマされたという言葉を
発していました。
勧誘に乗ってしまった理由は
年間６％という【ハイリターン】が
あるから、だったそうです・・・
年間６％・・・
私の感覚ですが年間６％のリターンは
ぜんぜん【ハイリターン】ではありません。
100万円を投資して
６％のリターンを得る。
言い換えると
100万円を失う危険をおかして
6万円の利益を狙うということです。
もう一度言いますが
100万円を失う危険をおかして
6万円の利益を狙う・・・
文字にすると、あらためて
あまりの危険度にゾッとします。
この投資は
【超ハイリスク超ローリターン】です。
なぜ、こんな最悪の投資を
良い投資と思ってしまうのか・・・
おそらく、その理由は
銀行の預金金利が比較の基準に
なっているからだと思います。
銀行に預けていても
増えないので投資をしよう・・・
みたいな感じでしょうか。
ここで、知って欲しいのは
銀行預金の目的は
安全にお金の保管することです。
だから、そもそも
リターンを求めるのはおかしな話です。
たまに、銀行員自身が
「預金金利は少ないので投資をしませんか」
とおかしなことを窓口で言っています。
多分、預金の目的を
銀行員自身が忘れてしまったのでしょう。
繰り返しになりますが
100万円を失う危険をおかして
6万円の利益を狙うということは
【超ハイリスク超ローリターン】です。
被害者と名乗る人たちは
この最悪な投資にどのくらいの【勝率】を
見込んだのでしょうか・・・
おそらく【勝率】を考えることすら
しなかったのだと思います。
【勝率】を考えないのなら
運まかせのギャンブルをするのと同じです。
ギャンブルのために
数百万、数千万のお金を使うのは
誰がなんと言おうと愚かでしょう。
それでも、ギャンブルをやりたいなら
「おこづかい」の中でやるように
して欲しいところです。
ちなみに私がギャンブルで
100万円を失うリスクをおかすなら
利益で500万円をねらいたいところです。
（ギャンブルはしませんが・・・）
投資をする場合の鉄則は
【損が小さく利益が大きい投資】をする。
つまり、損小利大（そんしょうりだい）
の投資をやることです。
１回の投資で
10万円を失う危険をおかしても
20万円の利益を狙える。
このような投資なら
勝率60％だとしても
お金はどんどん増えていきますよ。
投資の鉄則は損小利大。
ぜひ、参考にしてみてください。
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