事業と投資の考え方は同じ理由

【 事業と投資の考え方は同じ理由 】

「投資」というと、怪しい、うさん臭いという悪いイメージを持っている方が多いですが、それは認めざるをえない事でしょう。

儲かってもいないのに「すぐに儲かります」という怪しい投資話を仲介している投資ブローカー・・・

プロとは言えない説明で、訳の分からない金融商品を販売している金融機関・・・

そういった事実が、投資というものは、怪しい、うさん臭いというイメージを作り上げてきたと思います。

ただ、本来は投資の目的と考え方は、事業を行うことと同じです。

事業の目的は、利益を上げて雇用や納税をして地域社会に貢献することです。

利益をあげるために、計画を立てて、事業を行っていきます。

投資の目的も同じです。

利益をあげるために、計画を立てて、投資を行っていきます。

「事業と投資の考え方は同じ」ということを、具体的に説明すると、下記の5つになります。( )内は投資の表現です。

① 資本金(投資元金)をいくら用意するか?

② 一回の取引(投資)にどれだけの経費(投資金)を投じるか?

③ 一回の取引(投資)が失敗したとき、どれだけの損失(損切)を想定するか?

④ 一回の取引(投資)でどれだけの利益(投資利益)を見込むか?

⑤ 一回の取引(投資)が成功する確率(勝率)はいくらを見込むか?

当然と言えばそれまでですが、事業も投資もお金を稼ぐという目的は同じですので、考え方も同じになります。

実際のところ、事業に関しては、①~⑤までをしっかりと考えている経営者が大半です。

しかし、投資に関しては、①~⑤を考えて投資を行っている人はほとんどいません。

つまり、投資ではなくギャンブルをやっているんですね。

私が投資を行う時は、必ず①~⑤をしっかりと想定しています。

それを私は「投資戦略」と言っています。

「投資戦略」を立ててみて、初めて「リスクを冒す価値があるかどうか」が分かります。

しかし、ほとんどの人が投資戦略を立てず、リスクを冒す価値があるかどうか分からないまま、投資を行っています。

これは非常に危険です・・・

ハッキリ言いますが、「投資戦略」を立てないなら、投資は一切やってはいけません。

ちなみに、証券マンや投資ブローカーは「投資戦略」について理解している人は、ほぼ、いません。

そんな人から投資をすすめられても、勝てるはずはありませんよね。

「事業と投資の考え方」「投資戦略」ぜひ、参考にしてみてください。

(編集後記)

昨日は、同友会の10月例会で、講師を依頼させていただいた柔術の先生と、打ち合わせを兼ねた食事会でした。

その席で、左右の肩の位置を矯正していただきましたが、十数秒であっという間に治していただきました!!

これには本当に驚きましたね。

10月の例会が本当に楽しみです!!(^▽^)

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【資産形成FP 佐藤文昭】LINE@
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